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あ、どうも。きょうだい児です



この記事に反して、めっちゃ軽いタイトルにしてみました。

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・きょうだい児とは

きょうだい児とは、病気や障害を持つ兄弟がいるひとのこと。

家族の中で特別な役割を担うことが多く
家族の世話を焼く、ヤングケアラーになることも。

親の関心が兄弟に向くから、愛情不足を感じたり…
さみしさや孤独感から、愛着障害や精神疾患の発症率も高いと言われている。


・結婚できないと、諦めるしかないの?



きょうだい児は、傷ついたメンタルを抱えがち。
やがて大人になって、「結婚できないかもしれない」と不安を抱えるのは当然のこと。

きょうだい児の存在が、足枷になってくるのは事実です。口には出せないけどね。


「兄弟のことを打ち明けたら、婚約破棄になった」
「親戚になりたくないと、相手の家族が猛反対した」
「誰が兄弟の面倒みるの?君?その兄弟が一生つきまとうわけ!?」

実際に聞いた理由の数々です。
「私個人」を理由に断られたわけじゃないって所が、せつない。

あまりにも、結婚へのハードルが高すぎる…。


「親の死後に兄弟と絶縁する方法」を、探す人が多いのも事実。



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兄弟が、自分より長生きするかも?という不安


私たちきょうだい児が抱えるものは、介護問題と似たような悩み。

ただ大きく違うのは
下手したら、兄弟が自分より長生きすること


私だって不安でした。
妹への窓口担当は私ですが、もしも私の身に何かあっても、身内の誰かに繋げることはしない。

ていうかさせない。絶対に私の家族を巻き込まない。

もちろん対策も万全。あらゆるパターンを想定済み。私以外、絶対に誰も妹には関わらせない(しつこい)

それが家族を守ることだと思う。
みんなの平和のために、私は妹より長生きします。

とりあえず、白湯でも飲むか!


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「○○のねーちゃん」と呼ばれた小、中学校時代




40代の私は、昭和の子供時代を過ごしてきた。
当時、養護学校に入れるのは、重度の知的障害者か身体障碍のみだった気がする。

今の時代なら、幼少期の時点で診断が下りて「本人の特性に合わせた」学校を選べたと思うけど…。
あの頃は、今ほど支援が手厚くなかった。

辛うじて社会生活が送れてしまうレベルだと、自分と同じ小・中学校に通っていたのでは?特殊学級を利用しながら。

まぁ、妹はまさかの普通級だったんですがね…。

当時は障害への理解も無く、酷くからかわれた。
「キモい変な奴の兄弟」として、暗い思春期を送った人。きっと私以外にもいるはずだ。


私は、小・中と男子から名前で呼ばれなかった。

私にも名前があるのに「○○のねーちゃん」と呼ばれていた。
「○○がこんなことやってたぞww」と、いちいち報告してくるんだよ。

それが一番キツかった。


親は知りたくないだろうけど、それは真実。

大人になった私は「仕方ないよ」と思うけど、思春期の私が許してくれない。そんな記憶です。


令和と違う。昭和の子供は容赦なかった。




なぜ妹は健常者として育てられたのか?


障害児の親御さんは
「兄弟から学ぶことは多い」と口にする人が多い(気がするの)

以下はあくまでも個人的な意見です。怒らないでね。
私から言わせれば、「そうであってほしい」親のエゴでは?と思う。

学ぶか学ばないか、それは親と金と環境次第かと。

我が家の場合は、金は無いし学校の環境は最悪だったけど、親の愛情だけはあった

妹を私に押しつけたりしないし、私という人間を尊重してくれました。

妹のことでいじめられて、泣きながら帰ってきた時も
「あいつと同じ学校は嫌だ!」と母にぶち切れた時も
母はじっと私の罵詈雑言を聞いて、悲しそうに謝っていた。

今思うと本当に胸が痛い、ごめん…。


母は、妹を養護学校に入れるつもりだったと思う。
小学校1年か2年の時、妹はどこかに数日間入院した。「脳波の検査をしているの」と母が言っていたことを覚えている。

「この子は成長が遅いだけじゃない」と気付いた母は、何かの検査をしたらしい。
でも、その結果は「この子は健常者です」
母は途方に暮れていたのかもしれない。


昨年の諸々の検査で判明したけど、妹は限りなく中度に近い軽度。(限りなく透明に近いブルー風に書いてごめん)

健常者からは遠く離れていた。脳波の検査とは一体…。5までの足し算しかできない、他にも諸々抱えている妹は、当時からサポートが必要だったはずだ。


そんなわけで。
両親への恩返しのつもりで、私は妹の面倒をみている。物理的に遠くからね。



恵まれた人、そうでない人


某有名人のように
「障害のある兄弟を愛してる!」と言える人もいる。

それはとても素晴らしいことです。
経済的なゆとり、平等な親の愛情、理解があって協力的な周囲の人々。

そして何よりも、親が病んでいないこと

この環境なら、兄弟を助けたい。力になりたいと思う(ような気がする)
しかし、残念ながら「じゃない方」が圧倒的に多いような…。

なんか、きれいな意見しか表に出てこないんだなあって。

私はこのブログで、リアルなきょうだい児の過去と今を綴っていきます。


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プロフィール
\この記事を書いた人/
玉響

はじめまして

・きょうだい児です
・知的障害のある妹がいます

・2023~2024年の1年間で、
親を説得・妹の病院探し(診断書)・各種申請・手帳取得・施設探し~入所・障害年金他

全部一人でやりきった姉が
具体的な「どうやって?」を綴っていくブログ。

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妹のこと
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