大雨や台風への備えは万全ですか?
そう聞かれて自信を持って「はい!」と言える人は、多くないと思います。
そのうち準備しようと思ってはいるんだけど・・・
具体的に「なにをどれくらい」備えればいいのか分からないよ
この記事では
「台風に備えて準備するものリスト」や
「事前にお家でできる対策」など、分かりやすくリストにまとめてあります。
早速ひとつずつ確認していきましょう!
今すぐに「家でできる台風対策」
台風対策・・・
なんか良く分からない、何となく後回しにしてる。そんな人も多いはず。
台風情報を聞いたら
「今すぐに出来る備え」があります。
以下のリストは
「台風や大雨への最低限の備え」です。
まずはこれらを揃えていきましょう。
家に無いものは早めに買い物を済ませておこう!
気象庁が出す進路予測が外れることもあるけど、備えておくに越したことはないね
最低限用意する台風・大雨対策グッズ
・カッパ(ポンチョ)
・ブルーシート
・ゴミ袋(大・小)
・ジップロック
(鞄の中の貴重品類はジップロックで水濡れガード)
・救急用品
・軍手
・ガムテープ
・雨漏りした時に水を受けるバケツ
・懐中電灯
・簡易トイレ
(1人・1日5回×家族分)
・ハンディファン
おすすめの防災グッズ
・懐中電灯(家族分)※電池の確認を!
暗闇で懐中電灯を探すのは大変です。リビングや玄関、それぞれの枕元に用意しておきましょう
巨大地震など在宅避難の備えは
「南海トラフに備える備蓄リスト」に詳しく書いています。
・ラジオ・イヤホン
防災士監修の簡易トイレ。これは実際かなり使いやすく、ベストセラー1位も納得です。
女性の方はこちらが役立ちます
雨風を避けるだけでなく、避難所での着替えやトイレ隠しにも使えます。
停電時の暑さ対策に。
冷却プレートでひんやり冷風、充電式なので停電時にも活躍します。
全部ひとまとめにして分かりやすい場所(玄関など)に置いておきましょう。
「南海トラフ大地震に備える防災リュック」は、こちらの記事で紹介しています
「防災リュック」の中に入れるものリスト
【何から揃える?】防災リュックに入れるものとは【1次の備え】
いちから用意するのが大変な人は
プロ監修の市販の防災リュックもあります。
慌てて買いだめしなくて済むよう、日頃から備えておきましょう
台風の前日までに済ませておくこと
ガソリンを満タンにしておく
台風に限らず、東日本大震災時の経験からガソリンは常に3分の2以上キープすることをおすすめします。
寝る前にスマホやモバイルバッテリー・家電をフル充電しておく
大雨や台風は「いつ停電するか分からない」ので
電気が通っているうちは、常にフル充電状態で備えましょう。
停電時や避難所で活躍するバッテリー。コードレスで軽いものを選びましょう
水・すぐ食べられる食料の確保
1人分×2日分を想定して準備します。
・ペットボトルの水(500㎖×6本)
・使い捨ての紙皿・スプーン&フォークなど(100均で揃います)
・非常食2日分
ご飯・パン・麺類など6食分
缶詰・レトルト食品など4~6個
インスタントのスープや栄養補助食品(○○満足バーや飲むゼリーなど)
・好きなお菓子
・水
台風シーズンの暑い季節は衛生面を考慮し、飲みきりサイズの500㎖の長期保存水がおすすめ。
・ご飯
・アレルギーにも対応した長期保存のご飯。種類豊富で飽きがきません。
・パン
・何種類か試した中でこのパンが一番美味しい。
長期保存パン独特のニオイも無く、ふわっと甘い。
・パスタ
アルファ米やパンのに飽きてしまいそうな人には、長期保存パスタもあります。
・野菜ジュース
非常時の食べ物は、どうしても炭水化物に偏りがち・・・野菜不足の解消に。5年の長期保存。
クーラーボックスの用意と保冷剤を冷やしておく
停電で冷蔵庫が使えなくない時の代用品として。普段は備蓄品の収納場所に使います。
銀行でお金をおろしておく
停電の影響で電子決済が使えないお店も。お札と小銭を用意しておきましょう。
旧千円札2~3枚、100円玉・50円玉・10円玉を少しずつ用意します。
新札や新500円玉は使えない場合もあるので避けましょう。
緊急速報前に情報収集・情報共有
私たちが出来ることは
台風や大雨で田んぼ・用水路を心配する人を「見に行かせない」ことです。
危険であることをしっかり伝え、絶対に行かないよう注意を促しましょう。
突然の進路変更で関東直撃になるかなんて
台風の行く先がどうやって決まるか、それは誰にもわかりません。
当たる当たらないなど予想するのではなく
冷静に台風の現在地を把握することが大切です。
気象庁の情報と併せて米軍(アメリカ海軍)もデータを出すのでチェックしてみましょう。
自治体の対策や取り組みを知っておく
・防災冊子(各市町村が出している)を入手する
・気象庁・自治体のSNSをフォロー
・川の氾濫が気になるならライブカメラを活用
・警報などの防災気象情報をこまめにチェック
・防災アプリをダウンロードする
家の外・周囲の点検
風が強くなる前・大雨の前にすませておこう
雨戸や窓ガラスの確認
・雨戸を閉め、鍵がしっかりかかっているか確認
ガタつきがある時は板を打ち付けるなどの対策を。
・窓ガラスを補強・飛散防止フィルムを用意
段ボールや養生テープで補強し、フィルムを貼るとより安心。
初心者に貼りやすい飛散防止テープもあります。
風で飛びやすいものを固定or家の中へ
・プロバンガスがしっかり固定されているか確認
・ベランダの物干し竿やピッチの回収
・宅配ボックスを家の中へ
・植木鉢やバケツ・じょうろなど軽いものを全て片付ける
・「ビン・空き缶入れ」は中身もカゴも片付けておく
・自転車は柱やフェンスに固定・または横に倒す
・日除けのすだれ・シェードは外すか固定する
大雨に備える対策
線状降水帯の影響でゲリラ豪雨など・・・早めの対策を!
・貴重品など大切なものは二階か高い場所へ移動しておく
防災リュックや非常用持出し袋は「玄関付近のすぐに掴める高い場所」へ
・ベランダなどの排水溝が詰まっていないか、こまめに確認しておく
・側溝・排水溝のゴミを取り除き水はけよくする
排水しきれない水が玄関の隙間などから入り、浸水してしまう可能性もあります。
・合わせて土のう袋なども用意しましょう。
台風直前までに済ませておくこと
断水対策
・米を炊きおにぎりに・常備菜などを作っておく
私はピーク直前に「おにぎりと豚汁」を用意して断水・停電に備えます。
不安な時に温かい物を食べると落ち着きますよ
・早めにお風呂を済ませておく
いつ入れなくなるか分からないので、早めに入っておきましょう。
・浴槽・お鍋やペットボトルに水をためる
入浴を済ませたら、綺麗に洗って湯船に水を張っておきましょう。
・洗濯など洗い物は早めに済ませておく
洗い物系の家事は、あらかた済ませておきましょう。
停電対策
・懐中電灯やラジオの電池などを再確認
・使わない電化製品の電源を切る&プラグを抜く
・充電できる家電は常にフル充電しておく
・ラジオの周波数は事前に合わせておく
・停電時のシミュレーションをする
急に停電になると懐中電灯を探すのも大変。分かりやすい場所に置いておこう
これひとつで「ラジオと懐中電灯+スマホ充電」が出来る。持っていると心強いです。
家族間での安全確保の確認
・ハザードマップ・自治体で配られる防災の手引きを使って、避難先までの経路を確認しておく
・実家や離れて暮らす家族と
「もしもの時の決まりごとを話し合っておく」
・災害ダイヤルの把握と共有を徹底する
・貴重品は全て二階や高い場所に移動しておく
まとめ
「災害時は自治体が対応してくれるはず」
「避難所に行けば食べ物は大丈夫だろう」
なんて思っている人もいるようですが・・・
声を大にしてお伝えしたいことは
「備えがないと、どうにもならない事が多い」
台風の影響から身を守る「今すぐにできる備え」
大切な人や家族を守るため
普段から少しずつ準備していきましょう。
家庭用蓄電機があるとかなり心強いです