突如会場に響き渡る
「お前らはダメだー!」という内村さんの声に思わず涙腺が緩む。
そんな往年のファンが見守る中、開催された内P復活祭。
「内さま」とはまた違う表情を見せ、中堅時代を彷彿とさせるさまぁ~ずを筆頭に
いまや大御所となってしまった内Pメンバーの実力に慄く。
今日のレッド、ひとーつ。
「女将のふくらはぎがサブジェクト !!」
これは私が某つぶやきに書いたもの。
たった140文字じゃ伝えきれないよ。
そう思いつつやっぱり黙っていられなくて、ぎゅっと詰め込んで書いた言葉。
それ程の感動、余韻、あぁもう。何て言えば良いのだろう?
結局呟くだけでは飽き足らず、溢れる想いをブログにぶつけることにした。
感想?口コミ?なんでもいいから伝えたい。
何年ぶりの復活?
16年ぶりの復活となった「内P」こと内村プロデュース。
内村さんの全力ダッシュで幕開けとなった
「テレビ朝日開局65周年記念『祝!内村光良還暦祭り 内村プロデュース復活SP!!』」
この日を待ち望んだファンにとって、9/28日は最高の週末となりました・・・!
どんな企画内容だった?
「笑わせ王決定戦」
昔はお茶だったけど令和はハーモニカで勝負。
笑わない三人を相手に、芸人が即興で三人を笑わせるという企画。
「引き出し王対決」
芸人達に「危機的状況(お題)」が出される。
自分の引き出しがある限り、同じシチュエーションを様々なパターンで回避・対応していく。
内Pの中で最も過酷と言われる、個人的に大好きな企画。
「芸人抜き打ち家庭訪問(すごろく)」
芸人たるもの私生活でも芸人らしく!というテーマで、抜き打ちでお宅訪問し芸人魂をチェックする企画。
さらばの森田が微妙にした空気も、有吉の猫男爵とさまぁ~ずの小ボケで無事浄化。
有吉。やりきったなぁ・・・w
「だるまさんが転んだ」
淑女の私は詳細を控えさせてもらうが、玉職人の汗がキラリと光る最高の企画。
未だ衰えぬ見事な技でした・・・!
澤部へ(私信?)
失礼な言い方で本当にごめんねだけど
君があれほど機転の利く芸人さんだと、知らなかった。
だるまさんで、あんなに内村さんに振ってもらえるなんて。期待されているんだね。
さらば森田のコンプライアンス問題について
さらば青春の光はコンビでやらかしたようで。
「引き出し王決定戦」でも
「芸人抜き打ち家庭訪問」でも、良くないところが浮き彫りになってしまったね・・・
悲鳴も聞こえた全カット。東ブクロも森田も一体何をやったんだろう、気になる。
特に森田。
いくら自宅を荒らされるのが嫌だからって、あの態度は無いよ。
せめて三村さんの「おしゃれ」は最後まで書かせて、それから突っ込んでほしかった。
「おしゃ」で止まっているし。
内村さんの優しい制止も無視して。
一体何回たしなめられた?
空気を読まずに「だって!!」とマジギレ。
まるで理不尽だと言わんばかりの態度。
芸人ならそれを笑いに変えて欲しかったよ。
これはバラエティ
画面の向こうの私は興ざめだったよ。
そもそもこの番組はその理不尽の中で戦う趣旨では?
というか森田は内Pをほぼ見ていないはず。
「猫男爵は知ってる」と、ぽろっと口にしたのを聞き逃さなかったぞ。
内Pを見ていたのなら
有田が自宅アパートで勝手にバーベキューされたり、ふかわが部屋を荒らされるとか。
芸人が滅茶苦茶やられているの知っているはず。
「内P見ていた芸人」のはずなのに、何故さらばが選ばれた?疑問しか無い・・・
森田、たかがマジックで落書きにマジギレとは。無いわ、笑止千万。
プレイヤーとして未だ衰えぬ実力
「内Pはヒリヒリと楽しいが入り交じった現場」
登場した芸人達が口を揃えて言ったように
和気あいあいと見える現場には、凄まじい緊張感が漂っている。
今回の「笑わせ王決定戦」など、その最たるものかと思う。
普段若手に偉そうに振る舞う有吉が
先輩に「有吉、行け!」と言われ、全力で現場に飛び込む姿。
懐かしいなぁと私は見ていたが
MCとしての有吉しか知らない世代には、衝撃の姿だったはずだ。
(私にとって有吉は猫男爵でしかない。それ以上でも以下でもない男)
月日は流れ、彼らはすっかり大御所となった。
MCとして若手に指示を出す側であり、「プレイヤーの一員」としての姿は久しい。
だが驚くべきことに彼らは何も変わらないのだ。
まるでずっとプレイヤーとして、最前線で戦い続けてきたかのような
錆びることない刀を持ち、怯むことなく勝負に挑んでいく。
無茶をして怪我寸前の出川(ほんと心配しちゃうからね)
まだそのネタやるのか!と突っ込みたくなる、何も変わらぬゴルゴ。
バナナマンの必死さ、おぎやはぎの悪ガキっぷり、土田の狼狽、有田の有田らしさ。
ふかわはもうふかわでいい(贔屓)
そしてお家芸を炸裂させるさまぁ~ず。
すんっ・・・とした大竹得意のボケに、力技で後輩を笑わせる三村。
湯船の中の職人としての働きも素晴らしかったw
三村ステップは見れなかったが(膝も悪いし)
「内村さまぁ~ず」で見る二人とはまた違って、本当に最高だった。
そして最大の見所。
内村さんがプレイヤーを振られた時の、あの潔さよ・・・!
ニコッと笑い、踵を返し無言で舞台に歩いて行くその背中。
期待通りの爆笑を取り、何事も無かったかのようにサラリと帰ってくる。
かっこよすぎねぇ???←口調乱れすぎ
内村プロデュースの魅力とは
下準備が一切出来ない
それが内村プロデュース。
芸人にとってかなり怖い現場では?と想像する。
お題を見て、先に飛び込んだ人を見て、自分はどう動くべきか?
短い時間で必死に考える。
だからどれだけやっても
「手応えを全く感じない番組」「満足して帰ることはない」のだと。
おぎやはぎはそう言っていた。
「今の若手はきれいなコントをするから、この汚いコントは酷だよね」とも言っていた。
汚い。まさにその通りだと思った。
なりふり構わず真っ正面から突っ込む。
そのがむしゃらさは決して綺麗なものではない。
コンプラばかり気にする昨今、まるで時代遅れのように映るのではないだろうか?
今はみんな小綺麗な笑いを求めている気がした。
それはそれで、悪くないのだろうけれど、
ただ、内村プロデュースを見てきた私達には、どこか物足りなく感じてしまうのだ。
だからこそ
一夜限りの復活で涙が出るほど笑い転げ「そうそう、これだよ!!」と叫んだのだ。
懐かしさに身もだえる
例えば、内村さんの名前のテロップが当時のままとか。
あまりの懐かしさに「んがっ”!!」とおかしな声が出てしまった。
ふかわの発する「ティン!」に、即座に入る内村さんの「0ポインッ!」
大喜利のあの空気、露天風呂に群がる肌色の山。
面白くて懐かしくて切なくて。もうどうしようもなかった。
大竹さんは今でもふかわの「ティン!」がツボ。これ豆ね。
何故終わってしまった?その理由とは
人気だった内Pが終わった理由として、様々な憶測が飛び交う。
よく挙げられる理由は、やはり内村さんと元アシスタントである奥さんの関係。
真相の程は定かではない。
だから何とも言えないが・・・
徳永アナは内Pに置いて欠かせない存在だった。それは間違いない。
ピリついた現場を柔らかくまとめる人だった。
箱を被って、誰にも見えない体で移動するお約束の流れが大好きだった。
何が本当かは分からないけれど、素晴らしい番組だった。それだけは確かだと言える。
まとめ
個人的な話になるが(ずっと個人的な話だけども)私はテレビを離れて5年になる。
わざとらしいバラエティや情報番組、CMなど。ガヤガヤした音が苦手になってしまい。
もう地上波は雑音にしか聞こえなくなってしまった。
見ているテレビ番組は限られている
「太田上田」以上。
あとはもうYouTubeしか見ていない。
内Pメンバーのチャンネル以外には
オモコロ(派生含む)、ケビン、バキ童。趣味の都市伝説系。
私は圧倒的深夜ラジオ派で生きてきた。
くりぃむのANN最終回に涙し、田舎過ぎて出待ちできないことが悔しかったし
Creepy Nutsはラジオから入り、後にファンになった。
そんな私が大好きなテレビ番組として挙げるのは
今も昔も、内村プロデュースだけなのだ。
還暦を迎えた内村さん。
もうゆっくりでいい、だからどうかこのまま走り続けて。
隣にはずっとさまぁ~ずが居て欲しい。そしてふかわも。
位置について。よーい、ドミニカ!!
(日常的に使う今日のレッド)
大竹さんが選ぶ笑いに、間違いなんてない。
放送を見れなかった人、もう一度見たい人へ
TVerで見逃し配信もあるよ!
出演者の会見やリレーコメントはXで見られるよ
(timが検索ワードに入っている。何故小文字・・・?)